少年メリケンサック


見てきました「少年メリケンサック
ミチロウさん、カッコよかった〜〜〜〜。飲み屋っていうからカウンターの向こうとかかな、と思ってたけど、立ち飲み屋でけっこう出てました。というか、凄くカッコよかったんですけど〜〜〜。物凄く似合ってたんですけど、でもってそれが素敵だったんですけど。っていうか、なんか大好きなんですけど(笑)やっぱり元がいいから、年取っても綺麗な男の人って感じですね。言っちゃなんだけど、出演者の中で一番綺麗な男だったんじゃないかなぁ。
綺麗といえばテルヤさんも綺麗だったかな、テルヤさん最高だった(爆)あれはどう見てもどなたかがモデルだけど、壊れ具合が凄まじくて一番面白いキャラでした。
映画は思っていたよりライブシーンが重要視されていなくて、想像とはちょっと違いました。せっかくライブシーンが多い映画なのに、ライブシーンがつまらないのでがっかりしましたが、これはそういう映画じゃないんだって納得するしかありません。単なるコメディ映画で、その題材がパンクバンドだったってだけなのね。だからバンドは全然上手くもならないし、特にカッコよくもない。中年頑張れ映画でもなければ、今のロックシーンに一石を…とかいう映画じゃないので、勘違いして見に行ったらダメです。
私はどうもこのクドカンって人の書くものを、もろ手を挙げて楽しめないのですが、今回もやっぱりそうでした。映画は笑って見たし、面白かったんだけど、どこかこう…やな感じなのね(苦笑)
はっきり言ってモデルはスターリンなんでしょうけど、そこにもあんまり愛を感じなくて、ただパロって遊んでるみたいにしか見えなかったなぁ。そんなこと望む事自体が「なんか違う」んでしょうけども。
そうだ、最後の歌も謎。唐突になぜ「守ってあげたい」なんでしょうか。流れ的に変だし、意味わかんない。こういうとこもなんか嫌いな原因なんだと思うなぁ。エンドロールが好きな私には、この曲には全く納得いきませんでした。