かっこ悪い


新しいTVが来ました、42インチです。



なんだこれ・・・・・orz



我が家のリビングはLDKあわせて18畳程度。きっちり長方形で対面式カウンターキッチン。そこにダイニングテーブルがあって、その向こうがいわゆるリビングスペースなのでせいぜい8畳あるかないかくらいでしょうか。そこに42インチのTVが置いてあります。
はぁ・・・・(溜息)  
めっちゃカッコ悪い!! 
これは庶民のTVじゃないね、御大臣様のTVだ。「よくもまぁこんな狭いリビングにこんなもん買ったもんだ」って、設置に来た若い兄ちゃんの背中が言ってます。いや、全然いい感じの兄ちゃんだったんだけど、こっちがドン引きしてるんで変に卑屈になってしまったよ。
くっそー、販売員め。「後からもっと大きいのにすれば良かったってお客さんも多いですからー。」とかなんとか、迷ってる私らに言ったよね。じっくり考える・もう一度家に戻って大きさを確認する、なんてことが出来ない私の性格を知っての狼藉だな。っていうか、ちゃんとLDKで18畳って言ったじゃんよぉー(泣)
カッコ悪すぎて、もう誰も家には上げられません(涙)
大きすぎるTVがこんな恥ずかしいもんだとは思いもしませんでした。
こう書いてても、視線の先には大型TV。しかも映ってるのがガンガズンバ(泣)←カッコ悪いとしか思えないのよ、これが。
そのうち慣れるんでしょうか。
皆様もTVの買い替えは十分御考慮のうえ、サイズ選びをなさってね。



とまぁ嘆きつつ、接続後最初に見たのはミッシェルさんのラストライブDVDでした。大画面の迫力は物凄く、泣いてるアベ&キュウちゃんにもらい泣き。声もなくただ目だけで泣くアベフトシの孤独と喪失感は、まるで映画の1シーンようです。
バンドが終わる瞬間って、こんなものなのかと本当に感動。わざとらしい演出もMCも何もなく、いつものライブのように始まり終わる構成なのに、ただならぬ雰囲気になっているんです。これって客の感情がなだれ込んでいるせいなんでしょうか。「やめるな」「終わるな」という気持ち。メンバーに対してじゃなく、今行われているライブに対する客の感情が画面に映っているんですよ。
そしてそれに一番答えているのがギターのアベフトシのようでした。彼らの気持ちにあの細い体を晒して、全身で受け止めて演奏しているように見えました。チバユウスケは解っててあえて無視していて、ウエノコウジは柔軟にそれに対処して、そんな3人を後ろから眺めてそれぞれに思いを馳せてクハラカズユキは泣く。
泣いてたなぁ、みんな泣いてた。見てるこっちも先に泣いてたけど、DVDのライブ見て泣くなんてことが今までにあったでしょうか、生で見たことが一度もない良く知らないバンドだって言うのに。あーもう本当に凄いライブだったです、めっちゃ感動したもん。
最後の曲がデビュー曲だってのも出来すぎだし(デビュー曲だから最後にした訳じゃなく、どう考えてもこれがラストの曲。ちなみに「世界の終わり」)ギターの弦が切れたのも感動的だし、ボーカルの声が枯れ切ったのも感動的だし、そもそも「世界の終わり」って。
この曲、素晴らしい歌詞なんですよね。凄い世界観。チバ君ってほんとよく解らんキャラだわ。天才なのか天然なのか。雄弁なのか無口なのか。「世界の終わりが来る時を、パンを焼きながら待ち焦がれてる」なんて、どっから出てくるんでしょうか。凡人じゃないことだけは確かですね。
いいなぁ、ミッシェルのファン。こんな素晴らしい思い出を貰って次へ行ったんですね。
やめないで残っているからこそ20周年が出来たんだと思うけど、それでもやっぱり思ってしまう。
「ラストライブのない私ら(レピッシュファン)は不幸だ」と。
もう2度と解散ライブなど出来ないレピッシュは、終わりのないまま朽ち果てるのだろうか。
曖昧ってのが大嫌いな私には、こんな飼い殺し状態は耐えられませんよ。「動かぬのなら 忘れてしまえ スカバンド」 もはやスカバンドでもないけどね(汗)




で、やっとこさキュウちゃん話へ。


また買いましたよ、今度は「GIGS」
おまけが「The Birthdayステッカー」って書いてあったので、ワクワクしながらお買い上げ。車に貼っちゃうもんね♪

2007年11月号。キュウちゃんがクハラさんだ。めっちゃ渋い!いい男になってて嬉しいよー。どうしても全盛期よりショボクなりがちだというのに、クハラさんたら確実に男前に。しかも年々男前に!
いやマジでカッコいいっす。惚れ惚れです、こんなカッコよくなっちゃうなんてありえん。確実にチバユウスケよりいい男。
よしアップだ。


それにしてもチバっち、なんか別人みたいだなぁ。あの尖った狂気はどこへいっちゃったんだろう。鞘へ収める事を覚えただけだろうか、そうだともっと性質が悪いけどね。
だからストッパー役にキュウちゃんを必要としたのかな?


などと、腐女子のようなことを考えてしまう私。
ちなみに私はすぐHに繋がってしまう方向ではない「そばにいてくれ」な関係が大好きです。なので必然的にヤクザ映画系を好んでしまうのだ。
「あんたのためなら死ねる」ってのにめっちゃ弱いです。こういう男同士の感情が羨ましいのかもしれないなぁ。



キュウちゃんにブログ(←クリック!)で「雄弁な人には騙されないようにしよう」って言われた!
偶然とは言え、なんか嬉しいな。
あ、私はキュウちゃんを騙したりしませんよ〜。