※訂正※クワトロではなくクアトロらしいですね。今の今までず〜〜〜〜〜〜っとクワトロだと思ってた。そういえばダイヤモンドホールもだった(^_^;)
なんだよ〜、客層ピーズと同じくらいじゃん。
と一番最初に思いました（笑）なんかの番組で中年層がいっぱい来る、みたいなのを見て真に受けてましたが、余裕で最高齢じゃね？（泣）な感じ。騙された。ただ男性の年齢層は確かに上だったかも。年齢層というか、ライブハウスじゃ40代の男性をあまり見ないので、ちらほらいたな、という感じです。
そういえば、おしゃれなお姉さん方がいなかったな。ヒール履いて髪盛った系のお姉さんがだいたい誰のライブでもいるんだけど、今回はいらっしゃいませんでしたね。ライブ慣れしたお客さんばかりな印象でした。
などという感想をつい書いてしまうのも、とにかく待ち時間が長くて退屈でやってられんからです。どうせ後ろで見るんだから、もっと遅くに行けばいいだけなんだけど、なんせせっかちな性格なのでゆっくり行くつもりでも間に合ってしまうのよ。ムダにいい番号くるのもいけません。なぜいつもいい番号がくるんでしょうか、まじ年功序列なんでしょうか。年寄りは先に来て、安全な場所確保しなさいね、ってな感じなのかな。そうならありがとうございます。
ライブはしょっぱなから凄かったです。怒髪天もだけど、とにかくお客さんが凄かった。さっきまでどんだけしゃべるんだってなくらい煩かったのに、始まった突端ギア全開ですよ。凄いな、あのおしゃべり大会はアイドリングだったのね。怒髪天は始まる直前のSEまで曲が流れていないので（流れてはいるんだけど音が凄く小さい）特に急に始まる感じがしました。でも始まりがいいですね、出囃子に手拍子で迎えるのが素敵です。
新参者なので、ライブや曲にどうこう言えませんが、想像以上に増子さんは凄かった。テレビで見る面白い兄ちゃんでは絶対ないですね、フラカンの圭君とはまた違った意味で全力。何かでバスデライブが40本と聞いて、クチから魂出ちゃったって言ってましたが、そりゃ出ちゃうよねって感じです。あんなの４０本やってたら死んじゃうよ。体力だけじゃなく、気持ちをこっちに発してくれるので、変に感動しちゃうの。圭君は自己完結というか、自分を晒して晒して出し切る姿に感動するけど、増子さんには…愛を感じて感動しちゃうね。でも自己は枯渇しないけど、愛は枯渇しないのかな？増子さんに愛とパワーを注入するのが、これまたファンだったりするんでしょうか。まさにギブ＆テイク、コール＆レスポンス。ロックの真髄ですね。
とにかく愛されたい人は怒髪天ライブですよ、一見さんでも断られませんし、一回こっきりでも愛をいただけます。運がよければ、増子さんにいいこいいこ出来ますし。
最後のど真ん中節の時、増子さんの「１対１だから。名前なんていうんだ？」「××！」（数人叫ぶ）「名前だよ、なんていうんだ」「××！」「そうか、俺は増子直純だぁ！」には感動しちゃった。いい曲だなぁ。生で聞くと本当にいい曲だってのが解りますね。自分に向かって全力で歌って貰ってるような気がする。いや、気がするんじゃなくて、増子さんは本気で向き合ったつもりで歌ってくれてるんでしょうね。興味ない人からみたらただの勘違いなボーカリストなのかもしれないけど、増子さんは本気で「お前のために」歌ってるんだと思う。今ココにいるお前らのためにって本気で思ってる。そういう大人を見るためだけでも、怒髪天のライブは行ってみる価値があると思いました。
ところで、アンコールが終わって客電も点いてから、増子さんがステージに出てきて客を集め、そこにダーっと乗っかって、みんなに「いいこいいこ」されるってのはお約束ですか？正直、あれはしたかった。ってか、全力でしたかったです。バスデでもあれしたい、キュウちゃんにいいこいいこしたい。
凄く楽しかったし、Tシャツ買って着替えたくらい踊れたけど、難を言えば殆ど全曲に振り？があるのがちょっとなー。40肩で右は全く上げられず、思わず上げて激痛ってことが何度もありましたが、基本、振りって嫌い。拳とか暴れるとか叫ぶとかなんでもありだと思うけど、ロックバンドで振りって…っていう古いタイプなのでダメだ。そういうお約束曲があるのはいいんだけどね。でも今はこういうの多いですよね。馴れ合いたくない、だから俺はロックだ！なんて時代錯誤なんだろうな。ま、そもそもこんなとこにいることが場違いなんだから黙ってろってなもんなんだけど。
ただ、見てる側だと凄いいいです。ビールオアダイなんて惚れ惚れしたもん。お客さんに拍手！なくらい素敵でした。やっぱりライブはお客さん次第なのかもなぁ。いいお客さんを呼べるというか、そういう客になるようなライブをやれるバンドってのが、結局最強なんでしょうね。
余談ですが、今回の初ライブの予習であちこちのレポを読ませてもらってたんですが、怒髪天２年前にスーパーフライと対バンしてるんですね。そのレポで、バックバンドが散漫で彼女もまだ方向性が定まっていないようだ、これからブレイクするかなぁ？ってなことが書いてあってそっちにも驚きました。多分、その方が聞く耳がなかったって事じゃなく、ほんとに彼女は短期間にブレイクしてきたってことなんだと思いますね。売ったっていうかさ、そういう運を持ってたというか。勿論実力もあるけど、実力あれば売れるってもんでもないですもんね。
でもそれ知って、クハラさんがサポートで入ったってのに納得しました。どこに繋がりがあるんだろって思ってたので。
１曲だけ聴きたいなぁ。アルバム曲１曲だけ買えるだろうか。
