無題


夏に肺に癌がみつかった義父が先週亡くなりました。
先々週主人が帰った時は、食が細くなって殆ど食べなかったとはいえ、皆と食卓に付き、言葉少なくとも会話もしていたのに、主人が帰った次の日に自分から病院に入れてくれと言って入院して、4日で亡くなりました。亡くなる寸前まで話ができ、自分でトイレに行ってから、力が抜けたように横になって亡くなったそうです。
八十八歳でした。
70ですぱっと隠居し、80で免許を返上するような身の始末の良い厳格な人でしたが、最後までお父さんらしい終わり方です。
立派な人生だったな。
見習えもしませんが。
遠いのでそう頻繁には会えませんでしたが、それは主人も同じ。考えてみれば、ウチを出るっていうのはそういうことなんだなと改めて思いました。私は一度も1人暮らしをしたことがないし、実家は近いし親とも姉とも仲良しなので、この歳になってやっとどれだけ恵まれているかを実感するという甘甘ちゃんでございました。
ハンデに感じていたことも、そんなことは些細な事なのかもと思えるのは、やっぱり恵まれているからなんでしょうね。
会いたいのに理由なんかいらない、会いに行きましょう。
親元を離れているなら、せめて夏と冬には帰省しなくちゃいけませんよ。帰って来いよ〜、まぁ君。おばちゃんだっていついなくなるか解らんのよ。

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関係ありませんが、泊まらせて貰った義兄のお家。壁にかかったブランドバッグが壮観でした(笑)
いちご農家、恐るべし。